再発時の川崎病は重症化しやすい。再発→再熱を繰り返した息子。
2015/09/11
生後6ヶ月で1度川崎病を発病した息子。5年後の5歳に2度目の川崎病を再発しました。再発すると、初めの川崎病の時より重症化するとの事。確かに息子も1度目より、2度目のほうが様態は悪かったです。
再発→再熱を繰り返した息子。
1月3日、川崎病疑いで入院した息子。入院したのは20時頃。今日は1日抗生物質点滴で様子を見ましょう、明日、血液検査の結果を見つつ,今後の治療方針を決める、と言われました。
翌1月4日。
抗生物質点滴を入れても、熱がまったく下がりませんでした(以前38度~39度台)抗生物質でも熱が下がらない、また川崎病の検査項目6個のうち5つが当てはまる と言う事で、川崎病と診断が下り、治療がスタートしました。
2度目と言う事で、ハイリスク型の川崎病(冠動脈に瘤が出来やすい)とも診断され、ステロイド治療も同時進行すると告げられました。
1月4日~1月5日の1日をかけて
1回目のガンマグロブリンを投薬。信じられないことに、投薬後1時間くらいで高熱が嘘のように下がり、すっかり元気に回復した息子。いくら解熱剤を飲んでも、抗生物質を点滴しても一向に下がらなかった熱があっという間に下がり、嬉しいやら薬の強さに恐ろしさを感じるやら・・。
1月5日午後:
ガンマグロブリン投薬が終了後、ステロイド点滴を開始。
1月6日:
朝から少し機嫌が悪い。時間がたつうち、どんどん機嫌が悪くなり、様態が悪くなったのかな・・と不安がよぎった1日。
1月7日:
朝から微熱が出始めた。初めのうちは37度台。看護婦さんに伝える。午後のうち37度台~37.5度台。段々熱が上がっていく息子を見て、再発(祭熱)したな・・と直感的に感じました。そして、とうとう38度。
38度になり、初めて先生が来ました。そして、ガンマグロブリン投薬を終えてまた38度台が出るのは、川崎病再熱の症状と診断を下され、2度目のガンマグロブリン投薬が始まりました。
点滴を用意する間に、とうとう40度の熱になってしまい この時、やはり1度目より重症化している息子を見て、とても不安になりました。このまま治らなかったらどうしよう・・と絶望的になってしまいました。
2度目のガンマグロブリン投薬で回復。
しかし、2度目も点滴開始から30分!位で、40度の熱が一気に37度台へ。あまりの効き目に恐ろしさを感じたほどです。
そして、再度38度台になり、次第に37度台、36度台と徐々に熱が下がり、翌日2度目の点滴が終わる頃にはすっかり元気になりました。
息子が治療を受けた病院では、ガンマグロブリン投薬は2回までと決まっているそうで、2回目の投薬を終えても、尚熱があるようだったら他の治療を受けるため、大学病院へ転院することになると伝えられていました。
なので、これで治らなかったら転院しなければいけず、祈る思いで熱が出ないことを願いました。幸い、2度目の投薬後は再熱することなく回復に向かうことが出来ました。
2度目は重症化する。
6ヶ月で1度目の川崎病を経験した息子。1度目のほうが断然 症状は軽く、治るのも早かったです。ガンマグロブリン点滴も1回で治りましたし、ステロイド治療もしませんでした。
また、症状も熱・湿疹・唇の腫れ位で、そこまで重症化していませんでした。
2度目は、40度の熱、唇の腫れ・目の充血・手足の充血・そしてなんと言っても首のリンパ線の腫れが異常でした。
顔の頬と首が一体になるくらい腫れあがり、素人目にも普通の病気じゃない、とすぐ分かるような状態でした。
点滴も1回では効かず、再熱を繰り返した息子。再発は重症化するんだな・・・と感じました。また、冠動脈に瘤が出来るリスクも再発のほうが高いと聞いたので、熱が下がってからは、エコー検査の度、ドキドキしながら検査を受ける事になりました。
[important] まとめ。
川崎病は再発すると、1度目より重症化することが多い。また冠動脈に瘤が出来るリスクも高まる。[/important]